介護事業について
たかはしのライフサポート事業
株式会社たかはしは創業60年を機に、ライフサポート事業に取り組んでいます。
ライフサポート事業では、従来の工務店としての技術を生かしたバリアフリーリフォームと、もしもの時のための介護用品の販売・レンタルを行っています。さらには、住み慣れたお家で家族とともに人生を全うしていただきたいとの想いから、リハビリ型デイサービスを展開しています。
私達は単なる町の工務店ではなくて、地域の福祉住環境のプロとして、お客様が一生家族と幸せに、快適に過ごせる空間づくりを行える地域の「インフラ」でありたいと考えています。
介護保険制度について
介護保険は、介護が必要となっても、住み慣れた街で残された能力を活かし、できるだけ自立した暮らしができるよう、社会全体で支えあう制度です。40歳以上の人は、お住まいの市区町村が運営する介護保険に加入します。65歳以上の人は介護が必要と認定された場合、原則として費用の1割、一定以上所得者は費用の2割または3割の負担でサービスを利用できます。ただし、介護保険で利用できる額には上限があります。また、40~64歳の人も、老化が原因とされる国が定める病気(特定疾病)により介護が必要であると認定された場合に、サービスを利用できます。
たかはしが運営するデイサービスや介護用品レンタル、住宅改修サービスも介護認定をお持ちの場合、利用することができます。
バリアフリーリフォーム(住宅改修)とは?
介護保険住宅改修とは、手すりの取り付け、段差の解消、洋式便器への取り換えなど、所定の小規模な住宅改修を行ったときに、介護保険から20万円(うち利用者負担は1割~3割)を限度にその費用が支給されるという介護サービスです。
限度額に達するまでは数回に分けてもOK。住宅の不都合な部分を改修するための費用を支給することで、利用者が生活しやすく、介護者が介護しやすい住環境を整えることを目的としています。
なお、地方自治体によっては介護保険とは別に補助金を交付しているケースがあります。滋賀県内の補助金制度についてはお気軽にお尋ねください。
福祉用具のレンタル・販売について
福祉用具レンタル・販売サービスは、介護保険制度のサービスの一つです。
車いすや、介護用ベッドなどをレンタルして使用することができます。レンタルできる福祉用具の種類や利用限度額は要介護度などで決まり、そのうち自己負担額は1割~3割となります。
もし、車いすを購入するとなると数万円以上、ベッドだと10万円以上かかる上に、メンテナンスが大変で、必要なくなった時や別の物が必要になった場合に処分や再度購入する必要があります。
介護保険を使ったレンタルであれば、月に数百円~数千円のご負担で、その時のお身体の状態に合った用具をお使いいただくことができ、故障などがあればすぐに新しいものに交換ができます。また、必要なくなれば返却するだけですので大変便利です。
また、入浴用品(シャワーチェアなど)やトイレ用品など、直接お肌に触れるものに関してはレンタルはできないのですが、補助を受けて購入することができます。要介護認定を受けた方は、年間10万円を上限として購入費が支給されます。こちらも自己負担額は1割~3割となります。
リハビリ型デイサービス事業について
たかはしでは、リハビリに特化したデイサービス「レッツ倶楽部」を滋賀県内で4事業所運営しております。「レッツ倶楽部」は、高齢者の皆様の”より快適で自立した生活”をサポートするために誕生したデイサービスです。
「立つ」「座る」「歩く」「着替える」「物を取る」などの日常生活に必要な動作を、全国のリハビリテーション病院で導入されているリハビリマシンを使い、トレーニングします。
高齢者の方は「最期まで住み慣れた自宅で生活したい」との想いを持っておられる方がほとんど。しかし、寝たきりになってしまうなどその想いが叶わず施設や病院での生活を余儀なくされる方がたくさんおられます。たかはしは、住まいの安全(バリアフリー・福祉用具)はもちろん、そこに住む方のお身体のメンテナンスのお手伝いをすることで、寝たきりを防止し、住み慣れたお家での生活をサポートしていきたいと考えています。
事業開始から約10年経ち、今では4事業所、計400名以上の方にご利用をいただいております。